【初心者むけ完全マニュアル】OpenSea画面の見方を徹底解説【NFTマーケットプレイス】

NFT

「『NFT』を買うにはOpenSeaが良いってオススメされたんだけど、画面の見方がまったくわからない…」
トレードボリュームとかフロアプライスとかあんまりよくわからず買ってる。基本的な知識だけでも良いから知りたい。」

こんなお悩みにお答えしますね。

この記事でわかること
OpenSea画面の基本的な見方・使い方
・NFT取引によく使われる用語の意味
・初心者むけOpenSea操作の基本的な流れ

この記事の執筆者は…
  • SNS総フォロワー 約10000人(27)
  • 2017年から仮想通貨を運用
  • 仮想通貨7桁運用中
  • NFTコレクション『Crypto Beautiful』コミュニティモデレーター

こちらのページでは世界最大のNFTマーケットプレイス『OpenSea』の基本的な画面の見方・使い方について初心者にもわかりやすく解説していきます。

OpenSeaを使ったことがある人でも「いつもなんとなく操作してる」「じつはトレードボリュームとかよくわかってない」という人は意外と多いと思います。

(なぜならわたしも最初そうだったから。笑)

もちろん気に入ったNFTを買うだけならそれでも十分。でも、基本的な情報が読み取れるとNFTを買うのがもっと楽しくなるので、知っておきたい方はぜひさいごまでご覧ください。

OpenSea画面をすべてチェックして分析するのはキリがないので、今回は「慣れないうちはココだけでも確認しておくと◎」ってところに絞ってOpenSeaの基本的な見方を解説していきます!

▽まずはシンプルにOpenSeaのNFT購入方法が知りたい!って方はこちら▽

▽OpenSeaにまだ登録してないよって方はこちら▽

OpenSea画面を分析できるようになるメリット

このページでする話はぶっちゃけOpenSeaで【ただNFTを買うだけ】なら必要ない内容です。

買いたいNFTが決まってて、それをただふつうに手に入れるだけならなにも迷わずに購入ボタンを押していくだけですからね。

それでもただ買うだけじゃなく、OpenSea画面をもっと詳しく見て・分析できるようになるとこんなメリットがあります。

OpenSea画面を分析できるようになる3つのメリット】
①『NFTの見た目』と『今の値段』以外の魅力がわかる
②詐欺やニセ物のNFTに引っかからずにすむ
③そのNFTコレクションが将来有望かどうかわかる

①『NFTの見た目』と『今の値段』以外の魅力がわかる

最初にNFTを買う時ってぶっちゃけ『イラストの見た目』と『今の値段』くらいしか見てないと思います。

ふつうにNFTをイラスト購入として楽しむだけならそれでもよいのですが、それ以外の魅力や楽しみ方がNFTにはたくさんあります。

つまりよりくわしいOpenSeaの見方がわかるようになることで「NFTをもっと楽しめるようになる!」ということです。

②詐欺やニセ物のNFTに引っかからずにすむ

OpenSeaの見方がわかるようになることでNFT詐欺やニセ物に引っかかるリスクも減らせます!

NFTはまだまだ発展中の市場で、しかも急速にお金が集まっている市場でもあるため、ほかのNFTコレクションのイラストを丸々コピーしたようなニセ物コレクションもたくさん出回っています。

こういったものはぶっちゃけイラストの見た目や値段だけ見てると、本物とニセ物の区別はつきません…(コワイ)

OpenSeaの画面の読み取り方を最低限でも知っておくことは、NFT詐欺やニセ物のリスク回避にもつながります◎

③そのNFTコレクションが将来有望かどうかわかる

NFTを売買する人には「自分が応援しているクリエイターやコレクションを応援できればそれで十分!」という人ももちろんいると思います。

でも「どうせなら将来的に自分が買ったNFTの価値が上がってほしい」と思ってる人も多いのではないでしょうか?

OpenSea画面の読み取り方を知っておくことは、株の取引量や値動きを分析できるようになり、投資の判断をできるようになるのと一緒です。

「せっかくなら将来有望そうなNFTを選びたい」という人も最低限OpenSea画面の見方を知っておくことをオススメします!

OpenSea画面の見方・使い方【3ステップ】

それではさっそくOpenSeaの画面の見方と、そこからどんなことが読み取れるのか見ていきましょう。

ここでは

  • ①コレクションTOPページ
  • ②コレクション一覧ページ
  • ③作品詳細ページ

の3つに分けてそれぞれ解説していきます!

コレクションTOP

まずコレクションのトップ画面の見方です。

ぶっちゃけ作品個別ページの情報よりもこのコレクショントップページの方が、このNFTが今どれくらい注目されているかや将来性を測るのにも大切です!

詐欺やニセ物を見分けるのもこちらのページで判断するよ!

【コレクションTOPの見方】
  • ①items:現在ミントされている作品数
  • ②owners:現在作品を購入している人の数
  • ③floor price:現在購入できる作品の中で一番安い値段
  • ④volume traded:作品全体の合計取引量
  • ⑤Description:コレクションの概要欄
『PANKEE』OpenSeaページより
  • ①items
    今現在そのコレクションで『発行』されているNFT作品の数。
    1000個を超えると『k(キロ)』であらわされます。(例:10.0k=10000個)

  • ②owners
    今現在作品を購入している人の数(オーナー数)。
    作品数に対してのオーナー数が多ければ、それだけ作品の分散率が高く、作品の価値が広く安定していると言えます。

    (例:『items』が100で『owners』が97だったら、「100個のNFTをほぼすべての人がひとつずつ分散してもっているんだな〜」とわかる)

  • ③floor price
    現在購入できる(売りに出されている)中で一番安い値段(最低価格)。
    そのコレクションがどんな価格帯で取引されているのかの参考になります。

    この数字が徐々に上がっている=『人気が高まっているコレクション』
    徐々に下がっている=『人気が下がってきているコレクション』
    と時系列で比較することもできます。

  • ④volume traded
    二次流通などをふくめた作品全体の合計取引量。
    作品の値段に対するこの値が高い場合、『二次流通、三次流通がさかんにおこなわれていて作品の流動性が高いコレクション』と読み取ることができます。

    (例:おなじfloor priceが0.1ETHのコレクションでもvolume tradedが3.0と15.0だったら15.0の方が作品の取引が活発で流動性が高い)

  • ⑤Description
    コレクションの概要欄。
    そのコレクションのコンセプト、作者の想いなどが書いてあることが多いです。

    またSNSリンクなどが貼ってあることも多いので、Twitterなどを見てみて、ふだんそのコレクションの運営者やアーティストがどんなことを発信しているかも参考にしてみるとよいです。

詐欺やニセ物コレクションの場合は、人気なNFTのはずなのに『オーナー数が極端に少ない』『ほとんど取引されていない(volume tradedがほぼゼロ)』だったりする部分で見分けることができます!

コレクション一覧

つぎにコレクション一覧ページの見方です。

コレクション全体でもちろんだいたいの価値はわかりますが、個別の作品でも『人気が高いもの』『わりとお値打ちに購入できるもの』などいろいろあります。

じぶんのお財布事情とじぶんが欲しい作品とで悩む時は、だいたいこの画面とにらめっこする人が多いと思います(笑)

【コレクション一覧の見方】
  • ①コレクション名:コレクションのタイトル
  • ②作品名:作品タイトル
  • ③Price:今現在その作品に付けられている価格
  • ④Last:一番直近に取引された価格
  • ⑤ハートの数:いいね数
『PANKEE』OpenSeaページより
  • ①コレクション名
    コレクションのタイトル

  • 作品名
    作品のタイトル。
    番号のみで管理されることも多いです。

  • ③Price
    今現在その作品に付けられている価格。
    値段交渉などをしない場合はこの値段ですぐに購入ができます◎
    ぎゃくにこの『Price』の値がついてない(空欄)のものは「今現在売りに出ていない作品」です。

    「売りに出てないけど、どうしてもコレが欲しい!」というものがある場合は、『Offer』をだして値段交渉をしてみましょう。

  • Last
    その作品が一番直近で取引成立した価格。
    Last(直近の値段)の価格からPrice(今の値段)の価格がかなり上がっていたりしたら「値段がちょっとつりあげられているかも?」など判断できます。

  • ⑤ハートの数
    その作品に『いいね』を押した人の数。
    コレクションの中で『いいね数』が多い作品はたくさんの人が注目しているため、『競争率が高く』『価格も高い』傾向にあります。

ちなみにPriceやLastに使われているイーサリアムアイコンの色の違いについては▽こちらのページ▽でくわしく解説してます!

作品詳細ページ

さいごに作品詳細ページの見方です。

作品詳細ページにはいろんな情報が載っていますが、ここではページトップの一番大切な部分にしぼって紹介します。

それぞれの作品について、一番くわしくわかるページです!

【作品詳細ページの見方】
  • ①チェーンマーク:使われているブロックチェーンの種類(現在4種類)
  • ②Owners by 〇〇:今のオーナー名(自分の場合は『you』になる)
  • ③Current price:今現在その作品に付けられている価格
  • ④Make offer:価格交渉したい場合『オファー』を出せる
  • ⑤Buy now:今すぐ買う
『PANKEE』OpenSeaページより
  • チェーンマーク
    その作品をNFTにするために使われているブロックチェーンの種類。
    2022年5月現在OpenSeaで使われているブロックチェーンは4種類あります。
    ①イーサリアム ②ポリゴン ③クレイトン ④ソラナ の4つ。

  • Owners by 〇〇
    今現在、その作品を保有しているオーナーの名前(自分がオーナーの場合は『you』になります)
    名前のリンクでその人が購入している別の作品を見にいくこともできます。

  • Current price
    今現在その作品に付けられている価格。

  • Make offer
    NFTは今現在つけられている価格でそのまま買うことができるのはもちろん、自分が購入したい価格を提示して購入することもできます。
    それを『オファー』と言い、『Make offer』を押すと価格交渉画面にうつります。

  • Buy now
    文字通り『今すぐ買う』の意味で、押すと購入画面にうつります。
    ④のように価格交渉をするのではなく、今ついている値段で即決したい場合はこの『Buy now』ボタンを押しましょう。

OpenSea画面の見方・使い方まとめ

ということで今回はOpenSeaの画面の見方と基本的な分析方法についてまとめました!

さいごにもう一度おさらい↓

【コレクションTOPの見方】
  • ①items:現在ミントされている作品数
  • ②owners:現在作品を購入している人の数
  • ③floor price:現在購入できる作品の中で一番安い値段
  • ④volume traded:作品全体の合計取引量
  • ⑤Description:コレクションの概要欄
【コレクション一覧の見方】
  • ①コレクション名:コレクションのタイトル
  • ②作品名:作品タイトル
  • ③Price:今現在その作品に付けられている価格
  • ④Last:一番直近に取引された価格
  • ⑤ハートの数:いいね数
【作品詳細ページの見方】
  • ①チェーンマーク:使われているブロックチェーンの種類(現在4種類)
  • ②Owners by 〇〇:今のオーナー名(自分の場合は『you』になる)
  • ③Current price:今現在その作品に付けられている価格
  • ④Make offer:価格交渉したい場合『オファー』を出せる
  • ⑤Buy now:今すぐ買う

OpenSeaの見方がわかるようになることでNFTをもっと楽しめるようになります!こちらのページがお役に立てれば幸いです!

▽OpenSeaのNFT購入方法が知りたい!って方はこちら▽

▽OpenSeaにまだ登録してないよって方はこちら▽

記事内画像に使用させていただいた『PANKEE』コレクションのOpenSeaページはコチラ

わたしも2つのPANKEEをお迎えしていて、運営者の方もとっても素敵な方です!気になった方はコチラもぜひ!

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